あさひのケアマネ ブログ

ケアマネ試験合格の道へ

在宅での癌末期 PCAポンプ 一問一答 目標志向型

【編集後記】PCAポンプ

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ケアマネ試験

一問一答

問題

介護予防支援では、目標志向型の介護予防サービス計画を策定しなければならない。

答え 正しい

解説

介護予防の効果を最大限に発揮し、利用者が生活機能の改善を実現するための適切なサービスを選択できるよう、目標志向型の介護予防サービス計画を策定します。 

解説は以上です。

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【編集後記】

癌末期の利用者さん

 

在宅に戻ってから、一週間経ちました。

 

癌の痛みと戦っています。

 

PCAポンプ

 

Patient Controlled Analgesia(自己調節鎮痛法)の略。

 

手術後やがんの痛みに対して患者自らが鎮痛剤を投与する機器。

 

在宅でターミナル時に使われますね。知識的には知っていたが

私は今回初めて見させてもらいました。


患者はポンプのボタンを押すことで、痛みに応じて鎮痛薬の量をコントロールすることができるのです。

 

 

訪問看護師さんに辛くなる前に、いつでも押して良いのですよ。

と言われているのにもかかわらず、なかなか押さず痛みに耐えていたようでした。

 

たまたま、訪問した際にとても苦しんでいるようで、

痛みのある背中をさすり、声掛けをし、訪問看護に緊急連絡です。

 

実は、利用者さん、このポンプの操作を誤ってしまったようで、鎮痛剤がきれてしまったよう。

 

痛みがどのようなものか、本人でないとわかりませんが、

 

痛みの恐怖、不安があるとおっしゃっていました。

 

この方は、自宅で最期をと選択。

病院ではない為、すぐに対応できるはずがありません。

 

訪問看護に緊急対応はあるものの、

 

家まで伺うのにも30分要します。

 

余程の覚悟が必要だと感じました。

 

そして

なぜか、陣痛の時の事を思い出しました。

急にとてつもない痛みが襲ってきます。

 

比べようがないけれど、

 

近くに、看護師さんや先生がいて欲しい。と考えてしまうのではないのでしょうか。

 

在宅を選ぶという選択。

 

とても考えさせられます。

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あさひ